心に染みる漫画を入荷しました。
映画にもなりましたが、『夕凪の街 桜の国』です。
昭和30年、灼熱の閃光が放たれた時から10年。ヒロシマを舞台に、
一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。最もか弱き者たちにとって、
戦争とは何だったのか……、原爆とは何だったのか……。
漫画アクション掲載時に大反響を呼んだ気鋭、こうの史代が描く渾身の問題作。
第9回手塚治虫文化賞新生賞・第8回文化庁メディア芸術祭大賞を受賞。
この漫画では、はっきりと反戦や反核といった表現は出てきません。
日常生活での何気ないしぐさや風景が、被爆者の置かれている立場
を描いています。つまり、『文脈を読む』という作品です。
私自身も1回読んだだけでは飽き足らず、2,3回読んで考えていました。
是非1度、ゆっくりとした漫画を読んでみませんか?
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